歯磨きをすると歯がしみる
症状から考えられる原因一覧
歯ぎしり食いしばり
症状
歯ぎしりや食いしばりが原因で、歯茎が下がって歯の根が露出したり、歯の根元部分が削れてしまうことがあります。それによって歯の神経が敏感になり、歯ブラシなどの刺激で歯がしみる症状が現れます。
象牙質まで及んだ虫歯/C2
症状
歯の表面(エナメル質)の奥まで虫歯が進行し、象牙質にまで達した状態です。虫歯が進行すると、冷たいもの、甘いもの、歯磨きの刺激などでしみるといった症状が現れます。
治療方法
- 虫歯の治療詳しくはこちら
- 白い樹脂(コンポジットレジン)を詰める治療
虫歯を取り除いた部分に、歯科用の白い樹脂を詰めて治療します。
(虫歯になった箇所や虫歯の大きさにより適応しない場合もあります) - 金属の部分的な詰め物(メタルインレー/健康保険適応)
虫歯を取り除いた部分の型取りをして、金属の詰め物を製作します。
(金属の詰め物ができるまで約1週間かかります) - セラミックの部分的な詰め物(セラミックインレー/健康保険適応外)
虫歯を取り除いた部分の型取りをして、セラミックの詰め物を製作します。
(セラミックは見た目が美しいだけでなく、虫歯になりにくく強度にも優れています)
知覚過敏
症状
歯周病、加齢、過度の歯磨き、不良な噛み合わせ、歯ぎしり食いしばりなどによって歯茎が下がり歯の根の部分が露出します。
歯の根は、歯の神経への刺激を十分に遮断することができないため、冷たいものや歯ブラシの毛先の刺激で痛みやしみる症状を感じます。
治療方法
- 知覚過敏用の歯磨き剤の使用
- 知覚過敏の抑制剤の塗布使用
- 欠けている部分を白い樹脂で埋める
- 噛み合わせの調整
- 症状がひどい場合は歯の根の治療を行います。