虫歯じゃないのに歯が溶けてしまう酸蝕症について
みなさんこんにちは🦷
11月に入っても季節外れの暑い日が続いています🙄☀️朝晩は気温が下がって、寒暖差で体調崩しやすいので体調管理には十分ご注意くださいね🫠☝️
私は、先日家族とLEGOLANDに行ってきました🧱
ちょうどハロウィンシーズンだったので平日でも混んでいましたが、歩いているだけで楽しくて満喫できました☺️🌿カラフルなLEGOがとても可愛かった〜🫣🌈秋の紅葉やグルメもまだまだ楽しみたいです🌰
今回は『虫歯じゃないのに歯が溶けてしまう酸蝕症』について紹介します🦷
歯の表面、エナメル質は人体の中でとても硬い組織ですが、強い酸に長く触れていると徐々に溶けていきます🫠 これを酸蝕症といいます☝️
虫歯との大きな違いは、細菌(虫歯菌)が作り出す酸で歯が溶けるわけではなく、飲食物などに含まれる強い酸が歯を溶かしていくということです😣
エナメル質が溶けてしまうと、その下にある柔らかい象牙質がむき出しの状態になり、食べものを噛むなど様々な刺激でどんどんすり減っていきます😦
そして酸蝕症で歯が溶けた状態を放っておくと、冷たいものがしみたり、むし歯のリスクが高くなるなど様々なトラブルを引き起こすのです⚠️
酸蝕症の原因は💭
✔︎炭酸飲料・スポーツドリンク
✔︎黒酢・栄養ドリンク
✔︎ワイン
✔︎柑橘系の果物やジュース
✔︎ビタミンCなどのサプリメント
✔︎逆流性食道炎
✔︎摂食障害(過食症、拒食嘔吐)
✔︎アルコール依存症
などが挙げられます🖐️
また、
✔︎ 酸性のガスが発生する工場で働く方
✔︎ワインの試飲を頻繁にされているワインテイスターの方
は酸蝕症のリスクがあるため注意しましょう😌
酸蝕症を防ぐためには?💭
①酸性の強い飲食物をダラダラ飲み、食べしない!
酸性の強い飲食物をダラダラと飲食し続けていると、お口の中の酸性状態が続き、歯を修復するための再石灰化が追いつきません😣できるだけまとまった時間に飲食し、口の中に酸が残らないようにするために食後は口をゆすぎましょう🚰💧
②就寝前は酸性の飲食物を控える!
就寝中は唾液の分泌が少なくなります😴💦
唾液の分泌量が減るとお口の中が中性に戻りにくく酸蝕症になりやすい状態となります☝️
水分補給はお茶や水にしましょう🍵
③酸性の強い飲食物を口にした後は歯磨きは30分程度あけてから!
酸性の強い飲食物を口にした直後はエナメル質が柔らかくなっているため歯ブラシで磨くとエナメル質に傷がつきます🦷🩹特に酸性がつよいものを飲食した場合は、食後すぐの歯磨きは控えましょう☝️
④ 胃液が歯と接触した場合はできるだけすぐに口をゆすぐ!
逆流性食道炎や摂食障害で嘔吐を伴う場合は、胃液が歯に接触する頻度が多く、酸蝕歯になるリスクが高くなります💡なるべく早く口をゆすぎ、少しでも酸性の状態を中和させることが効果的です🚰🙏
治療を行っても、酸によって溶けてしまった歯が元に戻るわけではありません😞しかし、定期的な検診を受けて早期発見・早期治療をすることが、重症化を防ぎます😌☝️
歯が丸みを帯びてきたように感じる、薄く透けて黄色く見える、噛む面に穴が空いている、歯がしみるなどの症状がありましたらご相談くださいね🙇
最後までお読み頂きありがとうございました🌼
何か気になることやご質問等ありましたら、医院までお尋ねください😌💭
次回11月28日に更新します!
🦷みやかわデンタルクリニック
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